岡山後楽園 鶴鳴館・延養亭 日本三名園の一つ、岡山後楽園の鶴鳴館は武家屋敷のたたずまいを伝える建物で、現在も結婚式や同窓会などなど、広く一般の方に利用されている。延養亭は、藩主が後楽園を訪れた時の居間として使われた、後楽園の中心的建物である。春の幻想庭園 鶴 鳴館・延養亭の照明デザインでは、遠くに見える岡山城と鶴鳴館・延養亭をダイナミックにつなぐ光として、屋根面、稜線、軒線、妻面を連続的に照らすと同時 に、鶴鳴館・延養亭の内部にほのかなあかりが揺れ動く行灯を置き、藩主の過ごした時間・気配を伝える格調高い夜景となることを目指した。また、鶴鳴館西側 に広がる白砂には、様々な淡い青色が寄せ集まった光を落として後楽園全体に優れた水の景色をつくりあげている曲水を表現した。
春の幻想庭園:4月29日(金・祝)から5月31日(火)
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2016/4/29 |