---

ミューザ川崎

川崎駅前に「ミューザ川崎」竣工（設計：都市基盤整備公団＋松田平田設計）。ショッピング街、レストラン、オ フィス、コンサートホールで構成された再開発プロジェクトで、近田デザイン事務所 は、コンサートホールを含めた内部のパブリックスペースの照明と外部の景観照明を 手がけた。東京交響管弦楽団のフランチャイズになることが決まっているコンサート ホールでの初演は２００４年の７月予定。

---

大井競馬場１号スタンド

建て替え工事が進められていた東京都・大井競馬場１号スタンドが竣工を迎えた（設計：松田平田設計）。モ ノレール羽田線や京浜急行線の車内から、また高速道路からもよく見える。疾走する 馬をイメージした屋上のテント膜と正面の壁に、レースの熱気を伝える演出照明をお こなった。１２月２８日に開催予定の今年最大のG1レースの時に、始めて観客に披露 される。

---

大津市都市計画審議会・景観形成専門委員会

大津市都市計画審議会・景観形成専門委員会に委員として出席。古都大津の風格ある 景観をつくる基本計画についての討議が行われた。

---

平成１５年度全国景観会議関東甲信越ブロック会議研修会

平成１５年度全国景観会議関東甲信越ブロック会議研修会で「さいたま新都心の照明計画について」講義をした。受講生は市や地域の景観形成に関する施策等に従事する職員。

さいたま新都心は国の行政機関、アリーナ、広場、宿泊施設、新駅、商業施設の整った街で、2000年５月に完成した。近田玲子デザイン事務所は全体の照明計画をおこなった。

---

第２０回現代日本彫刻展記念シンポジウム

第20回現代日本彫刻展記念シンポジウム「アートと出会うまちづくり」にパネリストとして参加。

都市計画、アート、照明、それぞれの専門科の眼から、まちづくりに果たすアートの役割を討論した。

コーディネーター：酒井忠康（神奈川近代美術館館長）
パネリスト：北原理雄（千葉大学工学部教授）、新宮晋（造形作家）、近田玲子（照明デザイナー）

---

大東文化大学板橋キャンパス　３号館、中央棟、図書館竣工

設計者（中村勉、山本・堀アーキテクツ設計共同体）のコンセプトは「人と環境にやさしい都市型キャンパス」。広い外廊下（スパイン空間）の照明設計では、立体的な人の流れをつくることを心掛けた。

---

建築家フォーラム第２７回

建築家フォーラム第２７回「ニューデザインコラボレーション−和泉シティプラザのプロフェッショナル達−」にパネリストとして参加。

多業種のプロフェッショナル達が、和泉シティプラザの時間と空間を作り上げていった過程と結果を紹介し、今後のコラボレーションのあり方を探った。

講演者：鳴海雅人（建築家）、今川憲英（構造設計家）、清水裕子（空間造形コンサルタント）、近江哲朗（劇場コンサルタント）、藤江和子（インテリアプランナー）、近田玲子（照明デザイナー）

---

サンウッド市川真間グリーンヒルズ

サンウッド市川真間グリーンヒルズ（設計：日建ハウジングシステム）は、保存緑地の中に建てられた７棟１２５戸の集合住宅である。豊かな緑と生態系をそのままの形で残すよう照明器具の数を最小限にすると共に、公園として一般の人も安全に利用できる明るさを確保した。

---

東雲キャナルコート

7月末　都市基盤整備公団が開発事業として江東区東雲に計画を進めている「東雲キャ
ナルコート」の一部入居が始まった。204戸の第1次募集では、倍率24、2倍、
過去3年間で最高の申し込み者数を記録した。申し込み理由の3位に「デザインが良
い」とあるように、運河と一体となった都会的で洒落た建物、水辺の公園などが特徴
となっている。近田デザイン事務所は全体の景観照明を担当した。引き続き約260
戸の第2次募集、約250戸の第3次募集にむけた建物と緑地、広場の整備が進めら
れ、平成17年の3月に全戸の入居が完了の予定。

「セントラルガーデン」（設計：松田平田設計＋日本設計）は、JR品川駅に隣接する旧国鉄品川操作場を再開発。品川インターシティ（設計：日本設計）と品川グランドコモンズに挟まれた、長さ400mの歩行者 大空間である。
近田デザイン事務所は、品川インターシティのパブリック空間とセントラルガーデンの照明を手掛けた。