  北米照明学会Paul Waterbury Award of Excellence受賞
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歩道のさざなみ ハートアイランド新田一番街 北米照明学会 Paul Waterbury Award of Excellence 受賞 2006年1月8日、近田玲子は北米照明学会Paul Waterbury Award of Excellence授賞式のため、ニューヨーク医科大学を訪れた。受賞プロジェクトは「光のさざなみ／ハートアイランド新田一番街」（独立行政法人 都市再生機構 東京都心支社）。 |
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受賞したのは「Ripples on a Walkway（歩道のさざなみ）」と名付けた、風車で発電した電力を歩道の照明に利用した環境照明デザインのプロジェクトです。 赤、白、青３色のLEDを組み込んだ器具を歩道にたくさん埋め込み、赤と白のLEDだけを商用電源で点灯させてさくら色の歩道照明としました。風が吹くと風車で発電し、発電された電力分だけ青色のLEDが点灯します。風の強さに応じてさくら色だった光が紫色に変わり、紫色のさざなみが大きく広がったり小さくなったりするのです。風車の回転とLEDの青色の光の色を結びつけることにより、自然エネルギーを感じる照明デザインとしました。 2006年は北米照明学会の設立100周年にあたります。授賞式では100周年の記念イベントとして、1906年から2005年の間に受賞した幾多の照明デザインの中から2人の委員が選んだ「21世紀を予感させる照明デザイン」が発表されました。その一つに、私たちのデザインが選ばれたのは嬉しい限りでした。 舞台に映し出された「Ripples on a Walkway」の画像を、司会者が「ハイブリッド照明」と紹介したのが印象的でした。100年後にも色褪せないデザインを手がけたい、と心を新たにしました。（近田玲子） |
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