埼玉新都心所在地:埼玉県さいたま市 設計:埼玉県 マスターアーキテクト:内井昭蔵 竣工:2000年 |
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3a 埼玉新都心 3a 3b 3c 3d 3e 3f 3g 1999-2002 作品集 RAY index |
調和のとれた夜景づくり:調和のとれた夜景をどうつくるか?旧国鉄大宮操車場跡地に、国の行政機関、アリーナ、ひろば、宿泊施設、新駅、商業施設の整った47.4haの新しい街が誕生した。街づくりの中での照明デザイナーの役割は、まち全体の夜間景観の考え方を示し、その考えに基づいて、各事業者毎に個別に計画していた照明計画に検討を加える「マスター照明デザイナー」という仕事であった。照明図面での検討では、見上げたり見下ろした時の光を見落としがちになる。そこで、目に入る全ての光を「塊、面、軸、点、地、下」の6つに分類し、まち全体の中での位置付けを示した。そして課題の分析と、解決のための提案を「照明検討シート」としてまとめ、さらに3Dモデルを利用したCGを作り、各事業者と協議、調整した。 夜間景観の考え方:
夜間景観検討シート(課題分析と新たな照明提案、調整):9つの事業主体ごとに作成した「夜間景観検討シート」は、縦軸に塊の光、面の光、軸の光、点の光、地の光、下の光の6項目をあげ、横軸には項目に沿った課題と解決のための提案とそれに対する事業者からの回答を記録し、全体照明計画の中での各々の位置付けが一目で分かるようにした。また、3Dモデルを利用した夜景CGを作り、各事業者と協議、調整した。人の目線からのスタディという手法は、今後も様々な照明計画に応用出来る。
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