金沢城公園河北門・いもり堀
石川県政記念しいのき迎賓館


所在地:石川県
竣工:2001年

2011 北米照明学会賞 Award of Merit

Copyright © 1999-2013 Reiko Chikada Lighting Design Inc. All rights reserved, unless otherwise specified.
RAY index 目次 進ム 戻ル ニュース 作品集 1986-1992 1993-1995 1996-1998 1999-2002 2003-2005

12a
金沢城公園河北門・いもり堀
石川県政記念しいのき迎賓館園
12a
12b
12c
12d
12e
12f
12g
12h

2009-2012
作品集
RAY index


金沢城は、その中心となる城の大部分を130年ほど前に消失してしまい、長い間荒れ果てた石垣と門が残されたままになっていた。

今回、金沢城の正門と外堀の復元と共に、周囲の石垣を加えた金沢城へのライトアップが完成し、ようやく、金沢城の在りし日の広大な城のスケールを目の当たりにできるようになった。石垣には3200Kのセラミックメタルハライドランプ70W広角配光の投光器を使用。投光器具の上部に上方への光を70%カットする遮光板を取付け、石垣の上にある原生林に極力光が当たらないようにした。

歩道照明は、石垣が際立って見えるよう、柵の支柱の上部にオリナナルデザインのLED4Wを2灯入れた照明器具を2m間隔に取付けた。光の出る開口部は幅12センチ、高さ3.5センチ、前面に取り付けたスプレットレンズで光を3.5m×2m幅に広げ歩道面を照らしている。照明器具は昼間は柵の一部に同化して見える。

こちらの記事もご覧ください