九州・沖縄サミット晩餐会
九州・沖縄サミット2日目の7月22日土曜日、沖縄県那覇市の首里城北殿で、参加各国首脳を招いて森首相夫妻主催の晩餐会が催される。
近田玲子は20日から沖縄に飛び、この晩餐会の照明演出総監督を務める。照明のテーマは「もてなしの光、沖縄の歴史と文化を伝える光」を作ること。見どころは、
(1) 優美な曲線をもつ石垣の外構照明
(2) 首脳の到着を迎える系図座、用物座の室内照明
(3) 伝統舞踊と音楽が上演される下之御庭の照明計画
(4) 首里城の中枢である御庭の照明計画
下之御庭(しちゃぬうなー)は隣接する御庭への控えの場で、今回は沖縄の伝統舞踊と音楽が披露される。琉球王朝の祭政一致を象徴する首里杜御嶽(すいむいうたき)からサーチライトによる光の柱を立ち上げ、参加各国の平和と繁栄への願いを象徴するシンボルとした。光の柱を眺める市内の人々は、参加国首脳とともに晩餐会の時間を共有することができる。
正殿を望む御庭(うなー)はかつて冊封使を迎える式典など、様々な儀式を行う首里城の中心だった場所。正殿、南殿、北殿への格調高い光の演出で世界からの賓客を迎える。
晩餐会の模様は22日19時30分から20時45分まで、NHK地上波とNHK BSデジタル実験放送で生中継される予定。
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