2001年09月17日 | チリ・レポート近田玲子は9月7日から17日まで休暇で南米のチリを訪れた。サンチヤゴまで飛行機を3回乗り継ぎ、チリ国内線に乗り換え、カラマへ。そこから標高2,100mのアタカマ山中の町サン・ペドロまでバスで3時間。身体を高度に順応させるためサン・ペドロで一泊し、翌日、標高5,200mの電波望遠鏡の建設予定地を訪れた。試験的に建てられている広さ12畳ほどの観測所には、北面の壁一杯に太陽電池が取り付けられていた。エネルギーは、全てこの太陽電池によってまかなわれている。アタカマ山麓に点在するインディオの家にも太陽電池が設置されていて、照明などに使われいるらしい。太陽電池がもはや「未来のエネルギー」ではなく「必要に応じて使うエネルギー」である事を実感した。
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