2009年01月--日

椿山荘・フォーシーズンズホテル椿山荘東京

近田玲子デザイン事務所が手がけた、椿山荘・フォーシーズンズホテル椿山荘東京/が、冬の庭園「光」響曲に模様替えした。古今和歌集905番「紫の一本(ひともと)ゆえに武蔵野の草は皆(みな)がらあわれとぞ見ゆる」から、紫を基調色に、黄色、白でプログラムされている。ホテルの室内から、あるいは散策しながら、庭園全体に広がる迫力ある冬の光の音楽を、毎日楽しむことができる。広大な庭園を舞台に繰り広げられる光と音の光響曲によって、日常生活のなかで忘れていた、光、音、色、緑、香 -五感が呼びさまされ、わたしたちも自然の一部であることに気づく。約2万坪の日本庭園の照明に、LED(発光ダイオード)、高効率のメタルハライドランプを使用してCO2の排出を従来の庭園照明の約半分にすることができた。

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