作品名 | 門司港レトロ地区 |
---|---|
設計 |
企画:北九州市 |
受賞 | |
所在地 | 福岡 九州地方 |
竣工 | 2019年 |
カテゴリ | |
概要 | 夜間景観計画では以下の4点を基本とした。(1)関門海峡を挟んだ対岸の下関市側と連携・相乗効果を期待できる夜間景観計画とする。(2)門司港地区全体の価値・魅力を高め、まちづくりに寄与する計画とする。(3)過去の経緯を踏まえつつ、新しい時代を先取りするメリハリのある照明手法を展開する。(4)コスト縮減に寄与する夜間景観演出手法及び当該地にふさわしい工法などを検討する。初年度には、門司港レトロ地区の顔となる「門司港駅」の外観照明と駅前広場照明、駅舎内部照明を手がけた。この他、対岸の下関市と門司港を結ぶ船の発着場「マリンゲート門司」では建物2階の天井を間接照明して建物全体が遠くからも目立つようにした。屋外コンサートなどのイベントが開かれる「門司港レトロ中央広場」のテントと広場照明、「門司港レトロ駐車場」の保存タイル壁、「鎮西橋公園」を、温かみがあり眩しさのない光で整備したことにより、地元市民がくつろげる場所になったと同時に、門司港地区内の夜間観光の主要な回遊動線づくりに大きく貢献できたことは間違いない。 |