作品名

門司港駅 駅舎

設計

駅舎保存修理設計・監理:公益財団法人 文化財建造物保存技術協会
駅舎外部の照明企画:北九州市
駅舎外部の照明共同設計:株式会社 アプル総合計画事務所

受賞

所在地

福岡 九州地方

竣工

2019年

カテゴリ

都市計画・景観

概要

1988年に駅舎としては全国で初めて国の重要文化財に指定された門司港駅が、1914年(大正3)の創建当時の姿に復原された。駅舎は木造2階建てのネオ・ルネサンス様式と呼ばれる左右対称の外観デザイン。一階の旧一・二等待合室は「みどりの窓口」・「観光案内所」として、旧三等待合室部分は「スターバックスコーヒー門司港駅店」として、旧小荷物取扱室は「待合室」、西側倉庫は「展示室」として使われる。二階には「みかど食堂 by NARISAWA」が開業し、旧貴賓室はみかど食堂の個室として使用される。駅舎内部の照明設計では、ダウンライトで壁面を照らすことで、復原されたレトロなシャンデリアや壁付灯のデザインを損なわずに明るさを確保した。また、駅舎正面への投光照明を行い門司港観光のシンボルとした。